銅板

タフピッチ銅、無酸素銅、りん脱酸銅の定尺板を取り扱っています。幅と長さで呼び方が異なります。
通常365×1200サイズのものを小板（こいた）、1000×2000サイズのものは大板（おおいた）・メーター板（ばん）、1250×2500サイズのものは大板・4×8板（しはちばん）とも呼びます。
板はケークより熱間圧延や冷間圧延などを経て所定の板厚となり、各種サイズに切断されます。
小板の場合は板厚により、銅条から板に切断するものと、そのまま板になるものがあります。

導電性、熱伝導性に優れ、展延性・絞り加工性にも優れており電気部品や化学工業用、ガスケット、建築材、蒸留釜、装飾用材料など幅広く使用されています。

製品が加熱される場合、水素ぜい化を起こす恐れのない無酸素銅が選ばれます。
なお銅板のケークは三菱マテリアル社堺工場より三宝製作所へ供給されています。